第25回 定期演奏会

第25回 定期演奏会

07/4/8(日) @白井市文化会館 大ホール
指揮:佐藤 迪

  • たなばた (酒井 格)
  • ディベルティメント (V. パーシケッティ)
  • 祈りとトッカータ (J. バーンズ)

  • ベイ・ブリーズ (真島 俊夫)
  • 青春の輝き (カーペンターズ / 山下 国俊 編)
  • クラリネット・キャンディ (L. アンダーソン)
  • 交響組曲「パイレーツ・オブ・カリビアン」

  • 組曲「惑星」 (G. ホルスト) より
    – 火星 – 戦争をもたらすもの (小西 龍也 編)
    – 金星 – 平和をもたらすもの (林 紀人 編)
    – 木星 – 快楽をもたらすもの (小西 龍也 編)
    – 天王星 – 魔術師 (山本 教生 編)

(アンコール)

  • アダージォ (T. アルビノーニ / W. ハウトヴァスト 編)
  • カーニバルのマーチ (杉本 幸一 / 小長谷 宗一)

たくさんのご来場を本当に有難うございました。
演奏者側が言うのも変ですが、久しぶりに鳥肌が立ちました。
「惑星」は楽譜の要求に忠実に演奏することで作曲家の意図が表れる曲で、そのとおりに演奏しました。結果は聴いてのとおり大成功でしたが、本番直前まで、とくに「金星」は楽譜の間違いが多くて和声の調整に苦労していました。本番はびっくりするような出来栄えでした。ブラーボー!
パーシケッティの「ディベルティメント」は、練習を始めたころは「変な現代音楽」位にしか感じられませんでした。しかし鋭いリズムを硬く研ぎ澄ませ、OnとOff、表と裏を明解に区別して、ソロとの折り合いが付いたら、なんと魅力的な曲に大化けしたことでしょう。吹奏楽オリジナルにはまだまだ多くの名曲が眠っているようで、今後も積極的に発掘していきたいと思います。
ソロパートを前で吹かせた「クラリネット・キャンディ」、一番喜んでいたのは当のクラリネットパートだったようで、他のパートから羨望の眼差しを受けていました。この試みは他のパートにも波及するかもしれません。
なんとなく聞き覚えのある人気曲「たなばた」、変拍子の克服に苦労した「祈りとトッカータ」、ドラムとパーカッションの心意気が光った「ベイ・ブリーズ」、以前からリクエストの多かった「青春の輝き」、ド派手に徹した「パイレーツ・オブ・カリビアン」など。どれも記憶に残る良い演奏ができたと思います。
これからも鎌吹をよろしくお願いいたします。